いつか私が両親の介護をするその日

久々に実家に帰る度に、両親が随分老けたなと感じます。
目を閉じた時に真っ先に思い出すのは父や母の元気だった若い頃の姿。
髪の毛も黒くふさふさしていて、元気だったあのころの姿です。
ところがここ数年で一気に老け込んでしまいました。
それは、父が病に倒れ障害を持ってしまい体の自由が利かなくなってしまったから。
そして、母親も定年退職をしてことで、社会との繋がりがぷつんと途切れてしまったからではないかなと思います。
仕方がないとは分かっていても、やっぱり子供にとっては悲しくて寂しいことです。
私の両親は、二人とも口のウルサイ元気すぎるタイプの人間でした。
正直私はあまり好きではなく、たとえ親子であっても合う合わないがあるんだなと思ったものです。
そのウルサイ性格は残念ながら年をとった後もあまり変わることがなく、俗に言う「可愛げのない年寄り」になってしまっています。
もう少し謙虚にすれば良いのにと思うのですが、やはりそれはできないようです。
いずれ近い将来、両親の世話を見なければならない日がやってくるに違いありません。
それは義務でしょう。
恩返しでもあります。
しかしながら、やはりこちらも人間ですから、あまり失礼な態度をされるとやる気は失われてしまいます。
本当に、余計な見栄やプライドなど捨ててしまうべき。
その方が心穏やかに過ごすことができますし、幸せなはずです。
いつか私が両親の介護をするその日。
どんな気持ちで彼らと向き合っているのか、少し不安でもあります。
しかし、皆それをやってきているわけですから、私もやるべきことだけはしっかりやろうなと思っています。

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